夏に余りがちなそうめんの活用法。アレンジレシピ3選とおすすめの調理器具・器をご紹介

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夏に余りがちなそうめんの活用法。アレンジレシピ3選とおすすめの調理器具・器をご紹介

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夏の定番・そうめんを料理家おすすめのアレンジで楽しむ

夏の定番メニューの一つである、そうめん。
季節の訪れを感じられてうれしい料理ですが、だんだんと食べ方がワンパターンになって物足りなさを感じたり、栄養面での偏りが気になったりと、アレンジにお悩みの方も多いのでは。

また、そうめんはお中元でいただくことも多く、家庭で余りがちな食材。

今回は、そんな夏に余りがちなそうめんの活用方法として、おすすめのアレンジレシピを人気料理家の大家輝さんに教えていただきます。

アレンジ1:すだちそうめん


すだちを使い、さくっと簡単につくれるレシピです。
柑橘系のさわやかな香りとさっぱりした味わいで、食欲がないときでもおいしく食べられます。

すだちそうめんのつくり方

【材料】(1人分)
・そうめん:1束
・すだち:1個
・みょうが:1個
・かいわれ:1/3パック
(A)
●水:400ml
●白だし:大さじ1
●薄口しょうゆ:大さじ1
●本みりん:大さじ1

【つくり方】
①すだちを2mm程度の厚さで輪切りにします。みょうがは千切りに、かいわれは半分の長さに切ります。

②鍋で沸騰させたお湯にそうめんを入れてゆでます。
ゆで方のコツは、そうめんをできる限り鍋に広げて入れることです。そうめん同士が重なっていると、ムラができ、しっかりとゆで上がらないことがあります。
また、そうめんが柔らかくなってきたら、菜箸でさっと混ぜてあげるとより効果的ですよ。
③規定の時間ゆでたら、ザルにあげて流水でしっかりと冷やします。
④器に(A)の材料を入れ、さっと混ぜます。
⑤④にゆでたそうめんを入れて、すだち、みょうが、かいわれを盛り付けて完成です。


お出汁にすだちを薄く切って浮かべることで、香りがお出汁に移ってよりおいしくなります。
暑い日には、氷を入れて冷やして食べるのもおすすめです。

アレンジ2:冷やし坦々そうめん


ゴマをベースとした濃厚な味わいのタレと、うま味が凝縮した肉味噌をかけていただく冷やし担々そうめん。ピリッと辛いスープが、暑い日でも食欲をアップさせてくれること間違いなしです。

冷やし坦々そうめんのつくり方

【材料】(1人分)
・そうめん:1束
・豚ひき肉:80g
(A)
●にんにく(みじん切り): 5g
●生姜(みじん切り): 5g
●甜麺醤:小さじ1(味噌でも可)
●しょうゆ:大さじ1/2
(B)
●すりごま:大さじ4
●ごま油:大さじ1
●しょうゆ:大さじ1
●米酢:大さじ1/2
●砂糖:小さじ1
●鶏ガラスープの素:小さじ1
●豆乳:200ml
・刻みネギ:適量
・ラー油:お好みで
【つくり方】
①にんにく、生姜をみじん切りにします。
②フライパンに少量のサラダ油(分量外)を引き、中火で温めてから豚ひき肉と(A)を入れて炒めます。

③鍋で沸騰させたお湯にそうめんを入れ、規定の時間ゆでたらザルにあげ、流水でしっかり冷やします。
④器に(B)を入れ、よく混ぜ合わせます。
⑤④の器に、そうめんと②のひき肉を盛り付け、刻みネギとラー油をかければ完成です。

ひき肉を炒める際に、生姜とにんにくを炒めることで香り高い肉味噌に仕上がります。
また、(B)のすりゴマは、ゴマペーストでも代用可能です。

アレンジ3:トムヤムクンそうめん


海老のうま味がとけ込んだスープを、トムヤムクンペーストでエスニック風に。
さっぱりとした酸味がくせになる、夏バテ気味の体にもうれしい冷やしそうめんです。

トムヤムクンそうめんのつくり方

【材料】(1人分)
・そうめん: 1束
・サラダ油:10ml
・たまねぎ:1/4個
・マッシュルーム:2個
・むき海老:4-6尾
(A)
●トムヤムクンペースト:大さじ1
●ナンプラー:小さじ1(しょうゆでも可)
●鶏ガラスープのもと:小さじ1
●牛乳:50ml
・水:250ml
(B)
●ミニトマト:3個
●パクチー (お好みで)
●ライムorレモン (お好みで)

【つくり方】
①下準備で、むき海老は竹串などで背わたを取りましょう。玉ねぎは1cm程度の薄切りに、マッシュルームとミニトマトは半分にカットします。
②フライパンにサラダ油を引いて、玉ねぎを中火で炒めます。さらにマッシュルームとむき海老を入れて、さっと炒めましょう。
③火を止めてから(A)を入れ、調味料がとけるまで混ぜます。

④次に、器に③と水を入れ、さっと混ぜ合わせます。

⑤④にゆでたそうめんを入れ、(B)を盛り付けます。

スープに氷を入れて、冷製トムヤムクンにするのもおすすめ。
さらにお好みでライムかレモンの果汁を搾ると、より本格的な味わいを楽しめますよ。

そのほか、余ったそうめんは豚肉とゴーヤなどと一緒に炒めてチャンプルーにしてもおいしい。
味付けはごま油とめんつゆだけでOKなので、とっても簡単にできます。

そうめんにおすすめの調理器具・器

次では、そうめんレシピの調理や盛り付けに使える「おすすめアイテム」をピックアップ。
そうめん以外の料理でも活躍間違いなしのグッズなので、ぜひチェックしてみてください。

【家事問屋】薬味おろし


女性の手に収まる小ぶりなサイズで、しっかりと握れて使いやすいアイテム。

おろし金が4箇所それぞれ違う方を向いているので、効率的にムラなくすり下ろせます。

円を描くようにしておろせば食材が刃の外側に集まり、箸でかきだしやすくなるのもポイント。食洗器対応で、お手入れも簡単です。

【家事問屋】横口ボールザルセット26


ゆでたそうめんをザルに移し、流水をかけながら洗うと麺も一緒に流れ出してしまう…この問題を解決してくれるのが、家事問屋の横口ボールザルセット26です。

「ゆでたらすぐに冷やす」のが、コシのあるそうめんをつくるポイント。このザルセットであればボウルについている注ぎ口から水が流れていくので、流水にかけながら洗っても食材が一緒に流れ出すことはありません。

米とぎやあく抜き、水切り後の水を捨てるのにも大変便利。ザルには取っ手がついているので、持ち上げて水を切るのも簡単です。

【廣田硝子】雪の花 洗鉢:ブルー


レトロで懐かしい雰囲気が魅力の「雪の花」シリーズ。
涼しげなブルーの器は、夏の食卓に清涼感と華やかさをもたらしてくれます。

こうしたころんとしたフォルムのガラス製の器は、ひとつあると食卓で重宝します。
深めのボウル型なので、汁やスープが多い料理とも好相性。

カットフルーツやかき氷などデザートの器としても活躍しそうです。

【iittala】(イッタラ)ティーマ ボウル 21cm


シンプルでモダンなデザインで、和・洋どんなテイストにもマッチし、食卓をスタイリッシュな雰囲気を演出。そうめんやパスタなどの麺類、カレー、スープなどの汁物、丼もの、サラダなどどんな料理も引き立ててくれます。

やや青みがかった色味のパールグレーは、清涼感があり夏の食卓にぴったり。
真っ青なヴィンテージブルーの器は差し色として、茶色になりがちなテーブルをぐっとおしゃれにしてくれます。

オーブン・電子レンジ・冷凍庫の使用が可能なので、とっても便利。
食洗器対応なので、お手入れが簡単なのもうれしいですね。

高い機能性と美しく洗練されたデザインのティーマ ボウル。普段使いだけでなく、贈り物としてもおすすめです。

アレンジレシピで日々の食事に飽きの来ない豊かさを


少しの工夫で、余りがちなそうめんも飽きずにおいしく食べ切れます。
またアレンジレシピをいくつかもっておくと、日々の献立決めで焦らず、心に余裕が生まれますね。
今回ご紹介したレシピで、ぜひ夏の食事をより豊かなものしてください。

Profile/そうめんのアレンジレシピを教えてくれたのはこの方

大家輝さん
itomani公式アンバサダー
料理歴15年の元イタリアンシェフ。現在は料理家へ転身し、商品プロデュース、レシピ考案、メニュー監修、 スタイリング、動画・静止画撮影などの制作を通して、 食のクリエイターの想いを食卓に届ける活動を行っている。
Instagram:for_thetable
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