インテリアの味方、カゴ・バスケットを使いこなそう
部屋に置くだけでナチュラルな雰囲気を出せる、カゴやバスケット。整理整頓にも「見せる収納」にも活用できるインテリアの味方です。一方で、ルームコーディネートに取り入れたいと思ったとき、素材・形・大きさもさまざまで、選び方や使い方に迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
今回は、インスタグラムで人気のインテリア系インフルエンサーmahoさんに、カゴやバスケットを使った収納術を教えていただきました。mahoさんのご自宅では、20以上のカゴを活用されているとか。これほどまでにカゴ・バスケットに魅了された理由とは…?
カゴやバスケットの魅力を知って、ぜひご自宅に取り入れてみてください。
カゴやバスケットを使うようになったきっかけは?
ふと訪れた雑貨店にカゴが多く飾ってあり、その温かみのある空間に惹かれたというmahoさん。「こんな家にしたい」と思ったのがきっかけで、カゴやバスケットを使いはじめたそうです。
「実際に使ってみると、収納用品としてもインテリアとしても取り入れやすく、その魅力にますますハマりました」と話します。
インスタグラムでは、趣味の写真を通して心地良く感じられる暮らしづくりを発信。そこには、カゴを日常に自然に取り入れ、活用するコツがちりばめられていました。
それでは、mahoさんが実際に取り入れているカゴやバスケットの活用法や収納術を見ていきましょう。
散らかりやすい「リビング」もスッキリ
「わが家のリビングは、大人も子どもも、くつろぐスペース」と話すmahoさん。家族全員が心地良く過ごせるように心掛けているそうです。
一般的に、リビングは家族が長い時間利用することが多い場所です。それゆえに、物が多く散らかりやすいと言えますが、カゴを使えばスッキリと見せられます。
まずは、リビングでのカゴの活用方法を3つ教えてもらいました。
リビングでのカゴの活用法1:おもちゃの収納に
小さいお子さんがいるご家庭では、おもちゃが多くなりがちですよね。そんなときに便利なのがカゴを使った収納です。
mahoさんのご自宅では、カゴにLEGOブロックなどの細々したおもちゃをざっくりまとめて入れているそうです。
どうしてもごちゃついて見えてしまうおもちゃも、カゴにまとめて入れればスッキリと見せられます。おもちゃごとにカゴを決めれば、片付けの習慣付けにもいいですね。インテリアに馴染むため、見た目にも気にならないのでおすすめです。
mahoさんにカゴ選びのポイントを聞くと、「持ち手がついているカゴを選び、子どもが持ち運びやすいようにしています」とのこと。ぜひ真似したい一工夫ですね。
リビングでのカゴの活用法2:グリーンの入れ物として
リビングのインテリアにぜひ取り入れたいのが、緑の植物とカゴの組み合わせ。mahoさんも、リビングではカゴに植物を入れて、温かみのある雰囲気にしているそうです。
緑の植物と組み合わせて使うなら、「フェイクラタン ラウンドバスケット」などがおすすめです。天然素材のようなフェイクラタンは、置くだけで絵になる「透かし編み」が魅力。ポリプロピレンとポリエチレンを使用しているので、軽くて耐水性があり、水洗いが可能です。
リビングでのカゴの活用法3:使う頻度の高いモノを入れる
「カゴはフタがないものが多く、さっとワンアクションで手に取れるところがポイントです。」と言うmahoさん。リビングでよく使うものを、使いたいときにさっと手が届く場所に置いておくと便利ですね。
「ソファでくつろぎながら」「テレビを見ながら」など、リビングでの過ごし方に合わせるとよいでしょう。
mahoさんのご自宅では、夏はサマーブランケットを、冬はウールブランケットを入れているそうです。これなら寒さを感じたときに、すぐ手に取って使えますね。
実用性とインテリア性を兼ね備えたカゴを、ぜひリビングに置いてみてはいかがでしょうか。
「キッチン」の道具や食品の収納も見た目にこだわる
調味料や調理道具など、使い勝手も重視したいキッチンの収納。水を使うことが多いので、壁に掛けたりキッチンワゴンにぶら下げたりして、乾燥させながら収納するのがポイントなのだそうです。
mahoさんの活用例を、次で見ていきましょう。
キッチンでのカゴの活用法1:吊り下げてお菓子の収納に
キッチンでの収納には、掛けて使えるカゴが便利。いただきもののお菓子などは食べる機会を逃しがちなので、目に届きやすい位置に吊り下げて収納しているそうです。
「掛けられる小ぶりなカゴならキッチンにぴったり。置いた状態でも使えるのがうれしい」とmahoさんは言います。
「バルト PE柳キッチンカトラリースタンド」は、柳の風合いを再現した樹脂素材を使用したカトラリーバスケット。丈夫で壊れにくく、水拭き・水洗いもできるポリエチレン素材は、清潔に使いたいキッチン収納にもいいですね。
置いても掛けても使えるので、カトラリー類や調理器具、チューブ類の調味料の収納にも活用できます。インテリアに馴染みやすいナチュラルなカラーなら、場所を選ばず、キッチンで活躍すること間違いなしです。
キッチンでのカゴの活用法2:水切りカゴとして
mahoさんは、水切りカゴとしても使っているそう。「この中に洗ったものを入れると不思議と素敵な眺めに」と話します。ステンレス素材やプラスチック素材が多い水切りカゴも、天然素材になるだけで雰囲気がぐっと変わりますね。
カゴは通気性が良いので、水切りカゴとしての実用性も高いと言えるでしょう。カビの発生や劣化を防ぐには、使ったあとにしっかりと乾かすのがポイントなのだそうです。
カゴ収納で「ランドリールーム」もナチュラル空間に
ランドリールームは日用品の存在感が強く、「生活感を隠しきれない…」と悩んでいる方も多いのでは?
「未就学児ふたりと暮らすわが家にとって、一番生活感が出やすい場所がランドリールーム。ここでもカゴが大活躍です」とmahoさんも言います。家族みんながバタバタと忙しなく出入りする場所なので、置くカゴはデザインよりも機能性で選んでいるそうです。
ここでは、2つの活用法を教えてもらいました。
ランドリールームでのカゴの活用法1:引き出し代わりにも◎
洗面所では、カゴを活用した隠す収納を取り入れるのがおすすめです。洗剤など見えているとごちゃつくものを隠すと、見た目にも統一感が出てスッキリします。引き出しの代わりにもなるので、収納力がアップするのもいいですね。
mahoさんは、ランドリールームではカゴに、ドライヤーや洗面周りのストック類を収納しているそうです。「同じ形、大きさのカゴで揃えてすっきり見えるようにする」のがポイント。
スタイリッシュに見えて機能性も高いランドリールームでのカゴの活用法、ぜひ真似してみてください。
ランドリールームでのカゴの活用法2:洗濯機まわりの小物入れに
ランドリールームでは、洗濯機周りの小物も多くなりがちです。そんなときにおすすめなのが、吊り下げカゴ。mahoさんは、吊り下げカゴを使用して「洗濯バサミを取りやすい位置に」置いているそうです。
「可愛いカゴに入っていると洗濯するのも楽しくなります。」と言います。
写真の「つり下げかごB」はアラログ(皮つきラタン)を使用しており、天然素材ならではの温もりが空間をナチュラルに演出。すべて職人さんの手づくりで、自然そのままの素朴な味わいが魅力です。強度にも優れており、使い込むほどに風合いが増します。
見た目もかわいいカゴ収納は、家事のやる気もアップさせてくれそうですね。小物入れのほかにも、リビングに観葉植物を飾ったりキッチンで根菜類の収納につかったり、さまざまな使い道ができるのがいいですね。
カゴのお手入れと保管方法
カゴを長く愛用するためには、お手入れが大切です。水に強い素材のカゴもありますが、mahoさんいわく「水回りで使ったカゴは、その都度よく乾かすことが重要」なのだそう。
加えて、「毎日のお手入れは、それ以外とくに何もしていません。梅雨の時期には、カゴを一斉に干してカビ対策をしています。」と教えてくれました。
木の素材でできたカゴは、きちんとお手入れをしないとカビが発生する可能性があります。長く使うために、しっかりと対策をしていきたいですね。
また、細かい網目にはホコリが溜まってしまうことも。ブラシを使い、気づいたときにブラッシングをすることで防げます。カゴの素材によって、ブラシの硬さを使い分けるのもポイントです。
カゴ・バスケットをインテリアに生かしてみよう
空間をナチュラルな雰囲気に演出してくれるカゴやバスケット。リビング・キッチン・ランドリールームなど、家の中のさまざまな場所の収納やインテリアに使えます。
丈夫な素材や水に強い素材などさまざまな商品があるので、使う場所や用途に合うものを選ぶのがおすすめです。
今回ご紹介したmahoさんのアイデアを参考に、カゴやバスケットをぜひご自宅のインテリアに取り入れてみてはいかがでしょうか。。itomaniでも多くのカゴやバスケットを扱っているのでチェックしてみてください。
mahoさん
年子姉妹と夫との4人暮らし。会社員として働きながら、心地良く感じられる暮らしづくりを目指しています。写真が趣味で日々の記録をInstagramに残しています。
Instagram:ma.me_2347home
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